鳥取県湯梨浜町の山陰道で21日、正面衝突事故が起き、男性1人が死亡しました。
事故が起きた現場は中央分離帯のワイヤーロープがない場所です。
なぜ設置されていないのでしょうか?

「こまめに休憩をとって、事故防止に十分注意をして運転してください。」鳥取県湯梨浜町の「道の駅はわい」。
23日、警察と関係機関・団体の7人がチラシなどを配り、ドライバーに安全運転を呼びかけました。


ここからほど近い山陰道では2日前、センターラインをはみ出した軽ライトバンが対向車と正面衝突。運転していた18歳の男性会社員が死亡しました。

齊尾和之 記者
「衝突事故が起きた現場です。車で走行すると、中央分離帯には飛び出し防止用のワイヤーロープが設置されていないことに気付きます」

対向車線にはみ出すことを防ぐために設置されている「ワイヤーロープ式防護柵」。
設置されている場所と、されていない場所があるのは、なぜなのでしょうか?


国土交通省 鳥取河川国道事務所 道路管理第二課 市岡利啓 課長
「ワイヤーロープを引っ張って、斜めになっているところの下の部分に約3メートル支柱が地下に入っています。トンネルや橋の上については構造上、いまのところは設置できるようにはなっていません」

鳥取県内では今年、自動車専用道路で3件の交通死亡事故が発生し、3人が死亡しています。

鳥取県警高速道路交通警察隊 株本修司 巡査部長
「高速道路なので何も起こらないだろうという『だろう運転』を排除してもらって、事故の当事者にならないような運転を心がけていただきたいと思います」

ワイヤーロープが事故による被害を軽減することもありますが、そもそも、いつ起こるかわからないのが事故。慎重な運転を心がけることが大切です。