猫は繁殖力が非常に強い動物です。交尾をすればほぼ妊娠し、年に2回以上・生後およそ半年から妊娠が可能で、1度の出産で平均5匹を生むといわれています。

避妊去勢手術が進むことで、野良猫の数を増やさない。さらに、糞尿被害などの地域への被害を減らす、多頭飼育崩壊を未然に防ぐなどが期待されています。

一方、保護活動を続ける中で、生林さんが感じる大きな課題が、譲渡の難しさです。特に近年は、譲渡先がなかなか見つからないといいます。

米子TNRの会 生林美鈴 代表
「猫が生まれたという情報や相談がすごく多くて、正直もう追っつかないです。
猫好きな方はだいたいもう飼っておられるし、2匹、3匹と迎えておられるので、新たに迎えてくださる家庭が少ないので。猫の数はあふれているので、飼い猫も野良猫も生まさない、それが一番大事だと思います」

多くの猫好きはすでに猫を飼っているため、猫を引き取ってくれる人を見つけることが、年々難しくなっているのだといいます。

行き場がない猫をこれ以上増やさないため、1年間に200匹、10年間で2000匹を目標に活動を続けていきたいと話します。

米子TNRの会 生林美鈴 代表
「糞尿被害もあって…増えると嫌われ者になってしまうんですよね。増やさず、一代限りの命を幸せに全うしてもらうのが目標です。
多分私たちの代では終わらないと思っていますけど、この10年頑張れば、米子市に限っては良くなっていく、野良猫の数が減っていくんじゃないかと思っています」