地域の野良猫の大量繁殖が、全国的に大きな問題となっています。
こうした野良猫の殺処分や交通事故、地域被害などを減らそうと、野良猫を捕まえて避妊去勢手術を行い、元いた場所に戻す取り組みが進んでいます。ボランティア団体の活動を取材しました。

9月23日、鳥取県米子市で、野良猫の一斉避妊去勢手術が行われました。

手術が行われたのは、猫の避妊去勢手術を専門に行う「野良猫のための米子スペイクリニック」。不幸な野良猫の増加や多頭飼育崩壊を未然に防ごうと、ボランティア団体のメンバーらがクラウドファンディングで寄付を募り、市内の動物病院の協力を得てオープンさせました。

朝、ケージに入れられた猫たちが、次々と運ばれていきます。

「これは米子市内で猫が増えている現場があって、捕獲して連れてきています」

こう話すのは、生林美鈴さん。ボランティア団体「米子TNRの会」の代表です。

「TNR活動」とは、Trap(捕獲)・Nuter(不妊手術)・Return(元の場所に戻す)の略で、野良猫の避妊去勢手術を行い、猫たちを元いた場所に戻す取り組みのことです。