たぬきの国 三浦祥史 店主
「タヌキの数をつけている帳面があるんですけど。これは古いもので汚いんですけど、日付とどこで買ったりもらったりしたか。大体ですけど6300体くらいはあると思います」

お客さんにもらったのがきっかけでタヌキの置物を集め始めたそうですが、祥史さんには、あまり良い思い出がないのだそう…
たぬきの国 三浦祥史 店主
「聞くと家1軒くらいは買えるってお金を使ってるって言ってました。子どもの頃、タヌキを父親が買うんで小遣いがもらえなかったっていう…」
かつては大阪で店を営んでいた、父親の洋明さん。当時から爆盛りスタイルで店は大繁盛だったといいますが…
たぬきの国 三浦祥史 店主
「厳しかったですよ。子どもでも容赦なく仕事を教えてました。早く寝ろとかそういうことは言わなかったです。一緒に徹夜させたり」

子どもの頃から店の手伝い三昧だったという祥史さん。厳しい父親のもとで料理を仕込まれました。
たぬきの国 三浦祥史 店主
「(殴られたことも)あります。しょっちゅうありました、2回気絶したことあります」
しかし、父親が両親の介護のため大阪を離れることに。ふるさとの江津市に戻り、この店を開いたのが21年前のこと。
祥史さんは父親にはついて行かず大阪に残っていましたが…