中心市街地のにぎわい創出へ期待です。
鳥取県米子市のJU米子髙島屋内に、6月18日、中四国を中心に展開するスーパーマーケット「マックスバリュ」が、鳥取県で初めてオープンします。

キャスター 薄井靖代
「あすのオープンに向けて準備が慌ただしく進められています。日常的に利用してもらおうと地元産のものが多く並べられています」

米子市のJU米子髙島屋の地下1階に オープンする「マックスバリュ」。
運営するマックスバリュ西日本は、中四国や兵庫県に、「マックスバリュ」、「マルナカ」、「ザ・ビッグ」の3つのスーパーを約400店舗展開していて、今回「マックスバリュ」の出店は、鳥取県で初となります。

店のこだわりは、「地元の旬・鮮度・おいしさ」。
店内には、地元産の食料品のほか、旬のフルーツを店内で加工したフルーツタルトに、店内で粉から製造した、こだわりのパンなどが並んでいます。

そして、商品をかごに入れる際、専用の端末を使って商品をバーコードで読み込む「セルフスキャンシステム」を導入。
買い物終了後に専用端末を精算機に読み込ませるだけで会計が終了します。

JU米子髙島屋 森紳二郎社長
「日常的な食材が欠落していた、この地域にとって。今まで足らなかった部分をマックスバリュさんにお世話になって、この地域でお買い物が完結できるように完成したかなという風に考えています」

今回のオープンで期待されるのが、米子市の中心市街地の活性化。

JU米子高島屋は、にぎわい創出プロジェクトとして、3月に「フードスタジオ カクバン」をオープン。今回の「マックスバリュ」のオープンは、第2弾の位置づけで、秋には第3弾として、ライフスタイル提案のフロアが新たににオープンする予定です。

JU米子髙島屋 森紳二郎社長
「間違いなくこの角盤町が復活の形を遂げていると考えていますので、この地域の発展に携わっていきたいと考えています」

米子市によりますと、JU米子高島屋がある角盤町エリアには、これまで10店舗以上の空き店舗がありましたが、今年3月末時点では、4件にまで減ったとのこと。

市民
「楽しみです。自転車で動くので、近いところで寄って帰れるというのが一番」

近くの飲食店従業員
「今までなかなかここに来られなかった若い世代の方たちも来てくれるんじゃないかなって、すごく期待しています」

角盤町エリアでは、月末の金曜日に開催される「地ビールフェスタ」も再開されています。
米子の中心市街地に、さらににぎわいが戻ってくるか?期待が高まります。