速水さんは人の役に立ちたいと、子どもの心のケアをする「チャイルドカウンセラー」や、家族関係をサポートする「家族療法カウンセラー」の資格を取得しました。現在は、児童発達支援士も目指して勉強しています。

速水萌々音さん
「『言語能力』っていう意味が分かったとしても、『言語の能力の向上』というふうに、何のことかわからなくなってしまうので…」
見せてくれた傷んだ教材から、何度もページをめくって努力しているのが伝わります。
分からない言葉につまずきながらも、ひとつずつ調べて合格を目指しています。
そんな速水さんの夢は、「放課後デイサービスの職員」です。
速水萌々音さん
「障害のあるお子さんって、幼いほどデリケートで、大人になるちょっと手前の思春期ぐらいにみんなつまずくかなって思うので、私は軽く背中を押してあげられる存在になりたいです。」