NITE製品安全広報推進官 山崎卓矢さん
「エアコン室外機の周囲に可燃物を置いていて、水が入ったペットボトルを近くに置いてしまうと『虫眼鏡効果』で日の光が一点に集中してしまって、それが可燃物にちょうど当たってしまうと、可燃物が燃えてしまうということも十分考えられます」

そして注意したいのが、エアコンの内部洗浄です。
エアコンの洗浄の際、洗浄液が内部にある電気部品に付着したまま使用してしまうと、ショートして火災につながるおそれがあると言います。

NITE製品安全広報推進官 山崎卓矢さん
「室内機については、洗浄剤をかけてはいけない電気部品にかけてしまうと、トラッキング現象というのが起きて意図せず電気が流れてしまって、そこがショートして異常発熱して発火するという事故も報告されています」

NITEによると、このようなエアコンや扇風機による事故は過去5年間に全国で409件報告されていて、そのほとんどが火災になっているということです。

NITEでは『変な音がしないか』『焦げ臭いにおいがしないか』異常がないことを確認しながら、安全にエアコンを利用してほしいとしています。