鳥取県琴浦町の山陰道で26日午後、走行中の車が高架橋から、およそ6メートル下へ転落する事故があり、運転していた男性が死亡しました。
なぜ、高速道路から車が転落してしまったのか。専門家は、分岐点の緩衝具に車が乗り上げたため、壁を越えてしまった可能性があると指摘します。

小崎純佳キャスター
「山陰道の赤碕中山IC付近です。あちらに見える山陰道から、車両が落ちたものと思われます」

山陰道の高架橋下には、横転した1台のワゴン車が。

車の後ろのドアは開いた状態で、中にあったものが地面に散乱しています。

事故があったのは鳥取県琴浦町の山陰道、赤碕中山インター出口付近の高架橋です。

鳥取県警高速道路交通警察隊によりますと、26日午後1時すぎ、山陰道下り線で、「高架橋から車両が転落した」と目撃者から110番通報がありました。

この事故で、車を運転していた佐賀県有田町の男性(70代)が心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後搬送先の病院で死亡が確認されました。

上を走る高架橋から地面まではおよそ6メートルの高さがあるものと思われます。

しかしなぜ、車が山陰道から転落してしまったのでしょうか。