島根県出雲市の男性が、たった1人で地上6メートルのツリーハウスを作りました。
そのきっかけとなったのは、自宅を襲った水害でした。


島根県出雲市の青木美範さん(74)。

青木さんが1人で作ったのは…

青木美範さん
「今年の3月中頃までに、ヒノキを利用したツリーハウスを作りました。」

庭に生えているヒノキを利用した地上6メートルのツリーハウス!

スペースは3畳ほどで、
材料には車のドアノブや使わなくなった窓などが再利用されています。

青木美範さん
「3~5人上がっても、どうこうなることはないです。」

さらに、もうひとつ小さいサイズのツリーハウスでは、扇風機の部品を窓に活用。
ツリーハウスならではの広々とした景色が楽しめます。

扇風機の部品を使用した窓

ハウスに登って仕事の図面を見るという青木さん、実は現役の一級建築士です。

20代の頃に大工だった経験も活かし、ツリーハウスはほとんど1人で作り上げました。

そのきっかけになったのが…

青木美範さん
「水害にあってなかったら、ツリーハウスは作ってなかったですね。」

去年7月の豪雨で自宅に裏山のスギが倒れる被害が…
山からは土砂も流れ込み、倉庫で保管していた木材も水浸しになりました。

青木さんは、気持ちを切り替えるため、
そして、木材が完全に使えなくなってしまう前に何かを作ろうと、
ツリーハウスづくりを始めたのです。

元気な秘訣は、ボウリングだと話す青木さん、
10年前には手作りのボーリングセットを作りました。

ボーリングセット

青木美範さん
「このボウリングセットは、高齢者とか地域の子どもさんにボウリングに親しんでもらう。」

ツリーハウスも賑わい拠点になればと話します。

青木美範さん
「近所の人が遊びに来られたら遊んでくださいという形の使い方ですね。」

趣味で作ったものが地域の賑わいの拠点に。
青木さんの挑戦は続きます。