島根県松江市のJR松江駅前にある一畑百貨店が、2024年1月に閉店することが明らかになり、波紋が広がっています。15日、地元の松江市と島根県がそれぞれ従業員の雇用確保や取引業者の支援などについて、情報を共有する会議を開きました。
松江市で15日に発足したのは「一畑百貨店閉店に伴う庁内対策チーム」です。会議の冒頭、松江市の上定市長は次のように述べました。
松江市 上定昭仁 市長
「皆さんにとっても恐らく一畑百貨店の思い出というのは非常に深いと思いますし、われわれ松江市民、自分ごととしてですね、しっかりこの一畑百貨店の閉店ということを受け止めて行かなければならないと」
市は閉店に伴う地域経済対策や従業員の雇用確保、取引業者の支援などで、一畑グループをはじめ、県・国などとの窓口をここに一本化し、迅速な対応を進める考えです。
松江市 上定昭仁 市長
「一畑百貨店に今お勤めの従業員の方の不安や懸念をですね、できるだけ早く払しょくしたいと思い、きょう発足させました」