6月に入り、鳥取県西部では3件の交通死亡事故が発生し、今年初めて「交通死亡事故多発警報」が発令されました。
こうした中、事故が起こりやすい場所の1つ信号機のない交差点について、鳥取県警がこれまでの事故の分析結果を発表。ある傾向があることが分かりました。
警察官
「交通死亡事故多発警報発令中ですので、安全運転に心がけてお願いします」

13日午前、鳥取県米子市で行われた緊急の広報検問。
米子警察署の署員などがドライバーに向け、運転中の安全確認や横断歩道の手前での減速・一時停止などを徹底するよう呼びかけました。
鳥取県西部では6月に入り3件の交通死亡事故が発生していて、このうち米子市で起きた事故は、信号機のない交差点で横断歩道を渡っていた80代の女性が乗用車にはねられ死亡しました。

相次ぐ交通死亡事故を受け、12日、鳥取県西部に今年初めて「交通死亡事故多発警報」が発令されました。
米子警察署 交通第一課 野間陽介課長
「これから気温が高くなってきます。運転する時に注意力が散漫になったり、前日の疲れが残っていたりということがあると思います。ドライバーの方には、歩行者保護を徹底していただきたいと思います」
鳥取・島根両県警によりますと、今年は6月12日現在で、鳥取県では5件、島根県では11件の交通死亡事故が発生しています。
そんな中、12日、鳥取県警察本部があるデータを発表しました。
キャスター 木嶋雄大
「横断歩道の事故。車から見て、右から歩いてくる人のほうが、事故に遭いやすい傾向にあることがわかりました」

鳥取県警察本部は、過去10年間の信号機のない横断歩道における交通事故を分析。
死傷者の数は118人にのぼりますが、このうち、車から見て「右から横断中」だった人が67人で、「左から横断中」の人の約1.4倍でした。

考えられる要因としては、車のフロントガラスと側面ガラスを隔てる支柱が死角となることや、対向車の陰に歩行者が隠れて気づきにくいなどが挙げられます。

また気をつけたいのが、車のヘッドライトの構造です。
JAFによると、車のヘッドライトは、対向車がまぶしくないよう右側のライトは左側よりも照射範囲が絞られているとのこと。これが、右からの歩行者に気づきにくい一因になっている可能性もあります。

米子警察署 交通第一課 野間陽介課長
「(夜間は)歩行者等がいれば、発見が容易になるようにハイビームを活用していただきたい。歩行者は、明るい服装と反射材を着用していただいて、自分の存在がドライバー等にわかるようにしていただきたい」
事故に遭わないためにも、ドライバー、歩行者双方が細心の注意を払うことが大切です。















