ホストからラーメン店、全く異なる業種ですが、池島さんは共通点があると話します。
池島広 店主
「やっぱぱっと見で、人間って見た目で判断するじゃないですか。だいたい5秒間でよし悪しが決まるんですよ。ホストのときも、ぱっと見た目が良くないとこの人だめかもしれないとか、良いかもしれないのが決まっちゃうんですよね、5秒の間で。だからできるだけラーメンはきれいに。一緒なんですよ、自分とラーメンを置き換えてるだけなんですよ。」

麺1本1本の向きまで揃える美しい盛り付けは、ホスト時代の経験から着想しました。
池島広 店主
「完璧な人間なんていないですけど、だけどお客さんは楽しみにして食べに来てくれる人もいるし、やっぱ完璧な状態で出したいじゃないですか。」
池島さんは、自慢のラーメンで叶えたい夢があると言います。
池島広 店主
「ゆくゆくは海外に出せたらいいなと思ってますね。初めて働いたラーメン屋さんの社長がすぐアメリカの方に行ってお店出してたんでその背中を見て育ったんで俺もこういう風になりたいと。」
元ホストという異色の経歴を持つ池島さん、夢への挑戦は始まったばかりです。

池島広 店主
「抜けてないんじゃないですか、歌舞伎町時代のアレが、すごいかっこいいとかそういう風に思われたいっていうのが。今度は、主役は僕じゃなくてラーメンなんで。」
大山町から世界を目指し、池島さんは、理想のラーメンを作り続けます。