周辺ではスイーツ店3店もオープン
2年ほど前、コロナ禍の巣ごもり需要に目を付け、パンの移動販売に異業種参入。しかし、ガソリン代が高騰したことなどから事業撤退を余儀なくされてしまいました。
そんな谷田さんに声をかけたのが皆生温泉でバーを営む小田史さん。
トレーラーが置かれた空き地の持ち主です。

空き地を所有する小田史さん
「この空き地は、元々はお土産屋さんでした。観光協会さんが皆生をどうにかしようと頑張っている中で、ここを買わせていただきました」
「通りに歩行者が少ない」、「利用されていないスペースが多い」など課題を抱えている皆生温泉エリアですが、3月にはスイーツ店も3店舗同時オープン。
そして今回さらに3店がオープンするなど、にぎわい創出に向け、様々な動きが出始めています。
今回は、皆生温泉盛り上げへ空き地を活用したい小田さんの狙いと、ガソリン高騰に悩んでいた谷田さんのニーズがうまくマッチしました。
West―Side 谷田憲保オーナー
「ガソリンを使わないというのがメリットで固定販売。動かずに販売できるのにメリットがあると思いました」

ちなみにこのトレーラーは小田さんから譲り受けたもの。20年ほど前、アメリカで350万円ほどで購入し、倉庫に眠っていたものなんだとか。
West―Side 谷田憲保オーナー ・ 小田史さん
「老若男女問わず皆が楽しめる街にしていきたいなって思います」
「夏は海に入ってホットドッグ。冬は温泉に入ってホットドッグ!」
皆生温泉の賑わい創出へ。海水浴シーズンを前に、温泉街の一画にある空き地が熱を帯び始めています。