境港観光協会主催の「妖怪川柳コンテスト」。

今年は全国からおよそ2700句を超える応募があり、15日、入選作品が発表されました。

(リポート)薄井靖代「『ヤッホーに 呼子応える ブラボーと』。こうした流行語を取り入れた作品など、今年も妖怪たちも関心する力作ぞろいとなりました」

今年で17回目を迎える「妖怪川柳コンテスト」には日本国内だけでなくフランスやギリシャからも寄せられ、その数なんと2735句。

特別審査員に漫画家・弘兼憲史さんを迎え、選考が行われた結果、中学生以下の部で最優秀賞に選ばれたのはこちらの作品。

「告られて一旦ごめん(一反木綿)白い旗」 雅号:YUUKI1/2 さんの作品
「一旦ごめん」と「一反木綿」をかけていて、一反木綿の存在そのものが白旗(しろはた)という一句です。

特別審査員漫画家弘兼憲史さん
「中学生以下の句だけど大人が作る句に負けていないですね」

そして一般の部で大賞に輝いたのは…
「ワクチンを打ちやすい服子泣き爺」 雅号:接種太郎 さんの作品

今年も新型コロナ関連の川柳が1番多く詠まれたということです。

境港観光協会 結城豊弘会長
「今回もコロナがすごい多くてただ1つだけ変わってきたのは明るい兆し。何とかコロナを乗り切って新しく日本をもう一度頑張っていくぞそういう句が多かったように思います」