電子マネーを買おうとした客が特殊詐欺に巻き込まれていると見抜き、被害を防いだとして、鳥取県鳥取市内のコンビニエンスストアの従業員が、警察から感謝状を贈られました。
6日、浜村警察署長から感謝状を贈られたのは、ローソン浜村鹿野温泉インター店のアルバイト従業員松林匠滋さんと村中祥雅さんの2人です。
2月14日、2人が働くコンビニに高齢の男性が電子マネーのカードを買いたいと来店しました。しかし、松林さんは咄嗟に特殊詐欺を疑いました。
ローソン浜村鹿野温泉インター店 松林匠滋さん
「カードの使い方がわかってなくてお客様が、何で買おうと思ったかの理由を聞いたら電話がきたらしくて、典型的な詐欺っぽいなと思って。」
2人は男性にカードの購入を思いとどまらせ、すぐに警察に連絡するなど迅速に対応し、被害を防ぐお手柄でした。
店に貼ってあった警察のポスターが、詐欺を疑う意識を高めたということで、警察は、今後もコンビニなどと連携して、特殊詐欺被害の防止に努めることにしています。