1月に降った大雪は様々なモノの値上がりを招き、いまだに私たちの生活に影響を与えています。
記者 土江諒
「こちらのサニーレタス、きょうは98円ですがこれは特売価格ということで、あすからは倍以上の値段になるということなんです」
鳥取県米子市にあるスーパー。
1月下旬の大雪による収穫の遅れで、いくつかの野菜の価格が上がったとのこと。
ダイコンはいつもより100円ほど高い値段で販売されていました。
さらに来週以降は他の野菜の値上げも予定されていて、大雪の影響はまだしばらく続くとみられています。
買い物客
「色んなものが値上がりしているのでやっぱり厳しい」
買い物客
「ちょっとずつボンボン上がっていくのがちょっとね。こんなに長く続くのはえらいね。しんどいね」
そして、米子市内の生花店。
ここにも、ある異変が…。
ワンセンス 地頭曜子さん
「春のお花がすごく高くなっています。寒波や大雪の影響もですし、あとは原油高で。バラなどは暖めないとお花が咲かないので、ハウスの中を暖めるために燃料を必要とするそうです」
暖めないと、花が咲かない。
寒波や燃料費の影響で、花の仕入れ価格が上がっているのです。特に、スイートピーは例年の2倍に、バラは2割ほど値上がりしているといいます。
一方で、花の需要自体は高まってきているのだそうです。
ワンセンス 地頭曜子さん
「コロナもだいぶ落ち着いていますので、ウエディングのお仕事も増えてきています」
店によると、これから春の卒業・入学シーズンに向け、市場に出回る花の量が増えるため、徐々に値段は落ち着いてくるのではないかということです。