高校ラグビーや高校野球の名門としても知られる島根県江津市の石見智翠館高校。
その女子寮の風呂場で盗撮があった問題で、10日、学校が会見を開きました。
石見智翠館高校は江津市内で会見を開き、冒頭、竹迫繁校長らが、学校の管理下で起きた今回の事件について謝罪しました。
盗撮が発覚したのは1月20日。

学校によりますと、盗撮画像とみられるもの6枚が昨年末の終業式の際に、iPhoneの画像共有機能であるエアドロップで、偶然ある生徒のスマホに入りました。
そして、年が明けてから気付いた生徒が友人に似ているとして、その友人本人に相談。その後、教員に連絡し発覚したということです。
学校側の記者会見
「風呂場の窓が結構高い位置に、換気目的の窓があります。かなり高い位置なのですが、今は色んな機器があるので否定はできないのかなと思いますが、隙間が若干あるものを張ってあります。おそらくそこから覗けたのか…塀の外から覗けるという概念は全くありませんでした」
画像は女子寮の風呂場とみられ、複数の女子生徒が写っていたということで、学校は盗撮事件として江津警察署に捜査を委ねています。
また、終業式の日に画像が転送されたことなどから、学校では、外部の人による可能性は低いとの見方を示しましたが、警察が捜査しているとして詳細な言及は避けました。
学校側の記者会見
「男子が怖いという思いや要望を聞きまして、そういった環境作らせてもらいました。」「8人が(学校に)帰って来られていません」