鳥取県日南町にある樹齢100年を超える大イチョウ。
人気の紅葉スポットにもなっていて、いまや日南町の秋のシンボルともなっています。
そんな大イチョウの枝がポッキリと折れる被害がありました。一体なぜ?
日南町の旧日野上小学校。
高さ約18メートルの大イチョウの紅葉を一目見ようと、毎年秋には県内外から多くの人が訪れます。
しかし…。
キャスター 小崎純佳
「大きな枝がぼきっと折れてしまっています。また、奥も同じように、大きな枝が折れています」
無残にも折れてしまった枝。
大きなものでは直径50センチ、長さ10メートル以上に達しています。
その原因は…。
山里Loadにちなん 中島宏二理事長
「昨年12月に大きな雪がありましたけど、その雪の重みで折れてしまった」
大寒波がもたらした大雪です。
去年12月20日に、町の職員が折れていることに気づいたということです。これまでにも2度同じ被害がありましたが、今回が最大の被害ということです。
山里Loadにちなん 中島宏二理事長
「おかげさまで有名になって、評価をいただいていますので、大きな資産をなくしたというか残念だと思っています。そうは言っても、まだまだ立派な見事な姿ですので、十分お客さんに楽しんでいただける紅葉が期待できると思います」
来シーズン以降の紅葉に大きな影響はないとのこと。
また、折れた枝は、木製の筆記用具などに加工ができないか検討しているということです。
今後、町などが枝の撤去作業を行うほか、大雪対策について協議を行う予定です。