しかし、中には高齢化が進み、解散するケースも少なくありません。
この公園にも、公園愛護団が活動をしている表示がありますが、目を疑う光景が広がっていました。

木谷茂樹 記者
「こちらの公園はすべり台やトイレが設置してあり、比較的広い公園ですが、園内見渡してみると、お菓子の空き箱、ジュースの缶が落ちています。さらに側溝ご覧ください。大量の空き箱ジュースの缶が散乱しています。」

管理不十分というより利用者のモラルの問題ともいえます。
高台に位置する公園を良いことに、ジュースの缶やお菓子のゴミが大量に捨てられていました。

さらに…

木谷茂樹 記者
「先ほどの公園からおよそ150メートル離れた場所にもご覧のように公園が整備されている。公園数の多さというのも公園を管理する上で負担となっている1つの要因かもしれません。」

増え続ける公園対策として松江市は、2020年に条例で0.3へクタール以上の開発面積に対して公園が必要だった基準を1へクタールを超えない範囲に緩和しました。

松江市公園緑地課 石本彰 課長
「公園を利用する人の声は大事だとおもっていますので声を反映した計画づくり、方針作りを進めていきたい。」

松江市は、去年から各公園に設置したQRコードから、利用者の年代や利用頻度、満足度についてアンケートを行っています。

結果などを基に、来年度のうちに公園の整備方針を決めていきたいと話しています。

今、「公園はあなたの声を求めています」。