コーヒーを届けるのは…ロボット。
鳥取県鳥取市のカフェが、自動配膳ロボットの実証実験を始めました。

日野彰紀 記者
「私が注文したコーヒーとホットサンド、今ロボットによって運ばれてきました。」

実証実験を始めたのは、鳥取市のとりぎん文化会館にあるアートプレイスすなば珈琲。

自動配膳ロボットは、テーブルやいすの配置に応じて走行ルートや止まるポイントがプログラムされていて、商品を載せて目的地のボタンを押すとスタートします。

スピードは時速2キロ、歩く程度の速さで、60センチの幅まで安全に通り抜けることができ、コーヒーをこぼさずに運べます。

鳥取県内に13店舗ある「すなば珈琲」がロボットを導入するその訳は?

ぎんりんグループ 東田慶 専務
「やはり人材不足というところがございますので、人材1人の役目をこのロボットにまかなってもらうことで大変助かります。」

導入には1体で数百万円かかりますが、5年稼働することを想定すると1人分の人件費の3分の1程度で済むとのこと。
2月初めまで実験を続け、3月には本格導入となる見込みです