23日を中心に山陰地方にはこの冬一番の寒気が流れ込み、山沿いを中心に警報級の大雪となる恐れがあります。

気象台は交通障害にも警戒を呼びかける大雪。
いつ?そして、どれくらい降るのか?その影響、長引きそうです。


キャスター 薄井靖代
「米子市では午後4時すぎからみぞれまじりの雪に変わりました」

米子市では22日午後4時ごろ、雨が雪に変わり、松江市でも午後3時ごろには雪が降り始め、フードをすっぽりかぶる人の姿も。

松江地方気象台 担当者
「島根県では山沿いを中心に警報級の大雪となる恐れがあります。」

22日、対策本部会議を開いた島根県。
すでに広い範囲で大雪警報が発表されていて、23日は県立学校50校のうち27校で、市町村立学校353校のうち79校で臨時休校が決まっています。

島根県 丸山達也知事
「大雪による道路の渋滞、立ち往生の事態を避けるために早めに通行止めを行うことも想定される状況です。」

では雪は「いつ」そして「どれくらい降る」のか?

石川博康 気象予報士
「雪は日曜日ごろまでと長い期間降る見込みで、特に23日の降り方に警戒してください。」

山陰地方はこの冬一番の寒気が日曜日ごろにかけて流れ込む見込みです。

石川博康 気象予報士
「そして雪の量ですが、前回日曜日の寒波を上回る見込みです。日付が変わって23日の未明には島根県の山間部を中心に大雪となるところがありそうです。その後も雪は山陰の広い範囲で降り続け、日中でも積雪量が増える見込みです。」

23日夕方までに予想される雪の量は、いずれも多い所で、山沿い70センチ平野部40センチ。その後も雪の量は増える見込みで警戒が必要です。