しかし今、こうした状況を維持することが難しくなっていると言います。
大きく立ちはだかるのが「物価高」です。

大山乗馬センター 北垣和宏 代表取締役
「コロナの時からお客さんも減ってきているものありますし、物価高であったりとかエサは輸入物ばかりなので、だんだん立ち行かなくなりつつあるんです」

リトレーニングは最低でも5年、馬の性格や適性によっては10年ほどかかることもあります。

第2の人生を送るために学び続けられる環境が必要ですが、1頭当たりの生活費は1か月でおよそ10万円。コロナ禍前と比べると3倍近くに膨れ上がっていて、負担が大きくなっています。
また、オープンから50年以上が経過しているため、施設の老朽化も進んでいます。















