鳥取県境港市で運行されている乗り合いバスの運転手が、乗客の頭を叩き、乗客が警察に被害届を出していたことがわかりました。
境港市観光振興課によりますと、10月15日午後6時45分ごろ、市内で運行されている予約型乗り合いバス「みなとーる」のバス停で、男性が折りたたんだ状態の車いすもバスに載せられるか、運転手に尋ねました。
運転手は「じゃあ載せましょうか」と答え、載せようとしましたが、その際の対応をめぐって口論になり、運転手が男性の頭を被っていたヘルメットの上からたたいたということです。
男性は病院で全治2週間(むち打ち)の診断を受け、境港警察署に被害届を出しました。
バスは境港市から受託された会社が運行していて、会社では運転手を翌日から自宅謹慎にし、今後は乗り合いバスの運行業務から外すことにしました。
市観光振興課は「市民の信頼を損なう行為で重大に受け止めている」とコメントしています。















