22日、鳥取県大山町の国立公園大山で登山をしていた女性が滑落し、警察の山岳救助隊に救助されました。
琴浦大山警察署によりますと、遭難したのは自称・岡山県岡山市の会社役員の女性(68)です。
女性は22日午前9時頃、同伴者と4人で夏山登山道から登山を開始し、午前10時30分頃、6合目避難小屋に到着したものの、天気が悪かったため登山を断念し下山を開始しました。
行者谷登山道の元谷から下山中、標高約1000メートルの地点で足を滑らせて登山道から10メートル滑落し、頭部を負傷するなどしたため、11時45分頃、同伴者が119番通報して救助を要請したということです。
救助要請を受けて、警察と消防の救助隊で救助活動を開始し、午後0時25分頃、女性と接触し、米子市内の病院に搬送しました。
女性の登山歴は7年で、大山は10回ほど登山したことがあるということです。
女性は、軽傷とみられ、命に別状はないということです。