直径2メール程もある大きな太鼓、「鼕(どう)」を叩きながら城下町を練り歩く島根県松江市の秋の風物詩、松江祭鼕行列が19日行われ、伝統の響きが城下町にとどろきました。
松江城下に賑やかに集まって来たのは鼕を載せた山車、鼕宮です。
松江城国宝指定10周年記念の今年は17の町内と団体が参加して奉行に扮した上定昭仁松江市長の順改めを経て市内に繰り出しました。
宮中の左義長に由来し大正天皇の即位を祝った時に今の形になったとされる伝統行事で、鼕宮の列は約1.8キロ離れた白潟天満宮へと進みまあした。
観衆
「松江らしいお祭りなので、楽しんでおります。」
「見られてとてもよかった。」
所々で鼕宮が止まって演舞を披露すると、集まった市民らはから大きな拍手がおくられていました。
鼕行列が終わると松江は秋の気配を深めてゆきます。