鳥取県米子市にある鳥取大学医学部附属病院を拠点に運用されているドクターヘリが、10月再び運航を休止することがわかりました。
鳥取県などでつくる関西広域連合の23日の委員会で、ドクターヘリ8機が10月から再び順次運航を休止することが明らかになりました。
ドクターヘリの運航を委託している兵庫県のヒラタ学園から整備士不足を理由に、10月から12月までの当面1機あたり4~6日間運航を休止したいと申し出があったということです。
このうち鳥大病院を拠点に稼働しているドクターヘリは、10月18日から5日間運航を休止する方針で、兵庫県の公立豊岡病院を拠点に鳥取県東部などをカバーするドクターヘリについても、10月2日から4日と10日から12日の6日間、運航を休止するということです。
11月以降の運航については現在調整中だということです。
関西広域連合では今年7月にも、整備士不足などを理由にドクターヘリの運航が休止されていて鳥取県の平井知事は、「再び運航休止となったことは誠に遺憾」とし、防災ヘリなどを活用して救命救急機能が維持できるよう万全を期すとしています。