日本のバーベキューのおいしさに驚いた一方で、人生で初めて食べる刺身はどんな味だったんでしょうか?
鳥取県にやってきたのは日本からおよそ1万キロ離れたケニアの修学旅行生。
まさに、遠路はるばるやってきた中学生たちの"初めて尽くし"に密着しました。
夏といえばBBQ。
日が暮れて楽しそうにBBQをしていたのは日本人…ではなく、なんとケニア人!
「日本のBBQに驚いたしおいしいよ!初めてBBQをしたけど驚きました!」
そしてBBQが終わると、音楽を鳴らし一斉に踊り始めます。
一緒に参加した日本の中学生はケニア人の勢いにびっくりの様子。
日本の中学生は
「みんな個性があってとても面白かった」
しかし、いったいなぜケニア人の一団が鳥取県に?招いた人に話を聞いてみると…
三代幸徳さん
「修学旅行という形で日本でいろいろな文化だったり学習、そういったことを兼ねて日本にやってくるときに、ぜひ米子にも足を運びたい、鳥取にも来たいということを向こうの学校の方からも言っていただいて、じゃあぜひ来てくださいということで、鳥取米子に来てもらった」
今回の訪問は、ケニアの中学生20人がおよそ2週間、日本に滞在する修学旅行の一環。
招いた三代さんは以前ケニアに3年ほど滞在していて、そこで妻のガシェリさんと結婚。
こうしたケニアとの縁が深い三代さん夫妻がいることから、修学旅行の5日間を、鳥取県で過ごすことになりました。
滞在期間中、訪れた20人のケニア人中学生らは、2人1組に分かれ山陰めぐり。
ということで、今回その1組に密着してきました!
「よろしくお願いします」
今回密着するのは、オースティンさん(13)とヴァ二ーさん(13)の2人。
早速2人が出かけたのは、妖怪の街・境港市の水木しげるロード。
ナルトや呪術廻戦など日本の漫画やアニメが大好きだというオースティンさん!
ゲゲゲの鬼太郎を見てテンションが上がった様子です。
オースティンさん
「怖い感じがします」
ロードを楽しく散策する2人。しかし、この日の境港は最高気温37度。赤道直下に暮らす2人ですが、ケニアと日本どちらが暑いか聞いてみると…