その価格、シャインマスカットの2倍以上です。
島根県オリジナルのブドウ「神紅」の出荷式が21日、島根県邑南町で行われました。
島根県が開発したオリジナルのブドウ「神紅」は「シャインマスカット」と「ベニバラード」を掛け合わせて作られた新しいブドウで糖度20度以上、種なし、皮ごと味わえるのが特徴で、その味と希少性が相まってシャインマスカットの2倍以上の価格で販売されています。
島根おおちぶどう部会では15軒の農家が島根県内のおよそ5割にあたる3.5ヘクタールで栽培に取り組んでいます。
21日は、7件の農家から520キロが集荷場に持ち込まれ生産者らが見守る中、JAの審査員が色や形、糖度が「神紅」の基準値に達しているかチェックしました。
島根おおちぶどう部会 三田誠会長
「今年は梅雨が短く猛暑が続いて水不足の心配はしましたが、たいした被害もなくこうして出荷できることで大変喜んでおります」
島根おおちぶどう部会では去年の2.5倍、5トンの出荷を見込んでいて、9月末頃まで出荷が続きます