甲子園球場では夏の全国高校野球が連日熱戦を繰り広げていますが、今月21日からは女子中学生の軟式野球全国大会が始まります。
鳥取・島根からも代表チームが出場。大会に向けて練習を続けています。

鳥取県西部を拠点に活動している中学生の女子軟式野球チーム・鳥取ガーネットスターズ。

今月21日から京都市などで始まる第10回全日本中学女子軟式野球大会の鳥取県予選を勝ち抜き、初出場が決まりました。

森本仁子さん
「全国大会予選前の練習とかでみんなで絶対に勝ちたいと言っていて練習してきたので勝ててすごくうれしかったです」

チームは、中学女子選手に同世代の仲間と野球ができる楽しさと環境を提供しようと女子野球を支援する有志が集まり5年前に結成。
現在、3年生3人、2年生7人、1年生1人の11人で活動しています。

選手たちは米子市や鳥取市、琴浦町や岩美町など住んでいるところはみんなバラバラ。

練習も週1回となかなか十分にはできませんが、試合で見つけた課題を克服するため集中して取り組んでいます。

チームの中心はエースで4番、キャプテンの森本仁子さん、小学2年から男子といっしょに野球をしてきました。

しかし、今は女子だけのチームでプレーすることに魅力を感じています。

森本仁子さん
「男子とやるのとはちょっと違って、楽しみながら笑顔でできるみたいなのがあるのでいいです」

ミスをせず相手に点を与えない守備重視のチームと山﨑知貴監督。
鳥取ガーネットスターズ、初めての全国大会に臨みます。

早川心菜さん
「みんなの足を引っ張らないようにちょっとでもチームの力になれるようにがんばりたいです」

森脇咲來さん
「最後まで全力で、笑顔で楽しく戦ってひとつでも多く勝ちたいです」

「絶対勝つぞ!オー!!」

一方、島根県は8年連続で代表の座を掴んだスマイルピオニーしまね。2回戦からの登場で岐阜県と神奈川県の勝者と対戦します。