山陰の夏の味覚も夏本番です。
6日、港町・境港市の高校では旬のクロマグロをまるまる1本使った授業が行われました。
高校生が真剣なまなざしで見つめる先には巨大なマグロ!
体長190センチ、重さ96キロです。
6日、境港市にある境港総合技術高校ではマグロの解体作業が行われました。
この実習は、毎年境港市で実施される「まぐろ感謝祭」に合わせて行われ今年で12年目。
さばいた後の大きな切り身を見た生徒からは歓声が上がりました。
ツナ商会割裁人 深町誠人さん
「今年のマグロは締まりも良く脂ものっています。最高のマグロです。」
その後、生徒たちは1時間ほどで、まぐろ丼やまぐろフライ、もつ煮などを作り達成感に満ちた表情で、美味しそうに味わっていました。
高校生は
「将来の夢はパティシエになることなんですけど、この経験を経て、いろんな人を笑顔にできればいいなと思ってます。」
境港総合技術高校 田嶋雄一 教諭
「地元のマグロを通して地元にはこういった素晴らしい水産物があるんだよということで郷土愛を育成してほしい。」
6月8日に境港市で行われるまぐろ感謝祭でも、生徒たちはマグロ料理を作り、境港の夏の味覚をPRします。