メルカリはこのほど、世代別の購入カテゴリーを発表しました。
70代以上のランキングを見ると、第1位は、なんと「K-POP」。
この背景にあるものとは?
街で聞きました。「推し」、いますか?
街の人
「はい、BTSです」「BTSです」
「PENTAGONとか、TOMORROW X TOGETHERとかが好きです」

タレントやアイドル、キャラクターなど、自分の好きな「推し」を応援する活動、略して「推し活」。
2021年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、すっかり馴染みのある言葉となりました。
メルカリ プロダクトPR担当 竹井千翔さん
「"推し"がいるからこそ頑張れるっていう気持ちは、一見若い人だけのようにも見えるんですが、心身共に経済的にも余裕のあるシニアの方だからこそ"推し活"に夢中になられるケースもあるのではないかなと思います」
フリマアプリを運営するメルカリが発表した世代別購入カテゴリーのトップ3ランキング。
20代は
1位「キャラクターグッズ」
2位「アイドル」
3位「トレーディングカードゲーム」
40代は
1位「キャラクターグッズ」
2位「家庭用ゲームソフト」
3位「アイドル」
60代は
1位「生地・糸」
2位「キャラクターグッズ」
3位「植物/観葉植物」
70代
1位「K-POP/アジア」
2位「キャラクターグッズ」
3位「生地・糸」
70代の1位が「K-POP/アジア」となったのです。
メルカリの担当者は次のように分析しています。

メルカリ プロダクトPR担当 竹井千翔さん
「若年層の方の動きに合わせて流行を追われているだったりとか、世代を超えて共通の趣味を楽しもうという所で、K-POPが一つの話題になっているのかなという所もあります」
街の人(孫7人)
「K-POP聞いたりはします、孫や子どもを通して。ダンスが好きなので、その関係でビデオとか色々見たりしています」

子や孫と一緒に楽しむ。こうした傾向はCD販売店でも…
TSUTAYA角盤町店 二岡夏樹 店長
「おじいちゃん・おばあちゃんが、お孫さんに連れてこられるとか。そこからハマるんじゃないかなと思います」
新しい価値観を積極的に取り入れようとする「アクティブシニア」は今後、ますます増えていきそうです。