防波堤として鳥取港の整備に使われる巨大なケーソンに地元の小学生が絵を描きました。
鳥取市にある鳥取港の岸壁に到着したのは近くの賀露小学校の5年生51人、目の前には幅9.2メートル、奥行き15.9メートル、高さ7.5メートルの巨大なケーソンが並びます。
鳥取港の重要港湾指定50周年を記念して港の整備に使われるケーソンに子供たちが絵を描くのがこの日のイベントです。
船が安全に通れるよう形を変えてきたこと、貨物をスムーズに積み下ろしできるようにしたことなど、港の大切さを学んだ子供たちは、刷毛を手にして下絵の上に港や海をテーマに描き始めました。
漁師町の賀露の子供たちだけに港に水揚げされる魚介類が多いようです。
「(何を描いていますか)カニです。(どんなカニ?)真っ赤で元気なカニです。」
「タコ、(どんな感じに)怒っているタコです。」
「えっと、船です。(どんな船?)えっと、青い船。」
5月31日には50周年記念イベントが賑やかに開かれる予定で、一般の人もケーソンに絵を描けます。
ケーソンはもうすぐ海に運ばれ港を守る防波堤になります。