「1日1日が大切に感じられるようになった」

闘病を経て復帰した佐野さん、今後の展望は。

佐野史郎さん
「今まで通りドラマや映画の仕事をしていますし、朗読の仕事もしています。
実はそんなに前と変わっていませんが、1日1日が大切に感じられるようになったのは事実です。
ありがたく感じるようになったのも事実です。そこを大切に活動していきたいです」


佐野さんは10月28日、島根県立美術館(島根県松江市)で行われた「小泉八雲 朗読のしらべ」に出演しました。
ギターの音色と共に小泉八雲の怪談を佐野さんが朗読する公演で、ギターは松江市出身のミュージシャン山本恭司さん。
佐野さんは復帰後、初となる松江公演となりました。

自身のルーツでもある山陰。
最後に地元の皆さんに向けたメッセージをいただきました。

佐野史郎さん
「まあせっかく豊かな、こんな世界でも有数の恵まれた土地に我々は今生きているんですから。
それはもう十分味わい尽くして生き抜いて、健康でお過ごしいただければと思います」