8000系を製造したのは米子市のJR後藤総合車両所でメンテナンスなどを行う「後藤工業」です。
今年4月には「JR西日本後藤テック」と改称するこの会社は、JR西日本のディーゼルカーを中心とした様々な形式の保守整備のほか、シートなどの内装の製作も担当する高い技術力を持っています。

これまで鉄道車両をゼロから造った経験はありませんでしたが、一畑電車7000系で初参入。
1両だけで走れる単行電車が求められたのがきっかけでした。

一畑電車 野津昌巳営業部長
「日中帯は決してお客様が多くない状況だという所もありまして、1両で運行できる車両、これを投入するという計画の中で、さすがにちょっと1両編成の中古車というのはなかなか・・・」