鳥取港としては4年振りです。大型のクルーズ客船が、17日、鳥取港に寄港しました。
鳥取港に寄港したのは日本クルーズ客船が運航する「ぱしふぃっくびいなす」。午前7時過ぎ183メートルの巨大な船が接岸しました。
港では、地元の逢鷲太鼓や賀露元唄貝殻節、それにトリピーなどのゆるキャラがクルーズ船を出迎えました。
クルーズ客船の県内への寄港は、コロナ対策のため一時期できなくなっていましたが、国内クルーズ客船については、去年、境港で再開され、鳥取港では4年前の「ぱしふぃっくびいなす」以来となりました。
神戸を発着する今回のクルーズの乗客は140人程で、鳥取砂丘や倉吉白壁土蔵群、智頭などを巡るバスツアーも3コース用意されました。コロナで打撃を受けた観光への波及効果も期待されます。
鳥取県 平井知事
「本当に帰ってきたなと感激でいっぱいです。国内から、あるいは海外からお客様が直接来て頂けるところであります。ぜひこうしたルートがどんどんできるように、船会社にも呼び掛けていきたいと思います。」
国内クルーズ船に続いて、今後は国際クルーズ船の再開にも期待が高まっています。