一般的にはお菓子やお茶などが選ばれることが多い「香典返し」ですが、山陰では「法事パン」と言ってあんパンやクリームパンを配る地域もあります。
この法事パンも独特のものですが、さらに変わった品を送る風習が伝わる地域がありました。

受付スタッフ
「水木先生のご命日ですのでキャラメルをどうぞ」

「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるさんの命日に、鳥取県境港市の水木しげる記念館で配られていたのが…。


「キャラメル貰いました」
Q. なんでキャラメルなんですか?
「え?なんでなんやろ。好きなんかなあ、なんか書いてあるかな?」

他の方にも聞いてみると。


「亡くなった時に境港の人って(キャラメル)配る風習があるらしいんよ」

なんと境港では葬儀の参列者や香典返しにキャラメルを渡す風習があるというのです。
早速、市内の葬儀会社に話を聞いてみると。