隣で寝ていたはずの妻が、朝起きるといなくなっていた…。
認知症を患う妻が突然自宅から失踪し、帰りを待ち続ける夫が鳥取県米子市にいます。行方不明となってからおよそ1年半、夫は今、自身と似た境遇で苦しむ全国の人たちと新たな活動を始めました。
「生きて帰ってくること。どんな姿になっていてもいいから、生きて命だけはあってほしいです」
米子市に住む荒川勉さん(66)。
2023年8月8日、朝起きると隣で寝ていたはずの妻・泰子さん(当時59)の姿がなく、それ以降、行方が分からないままです。

荒川勉さん
「あのときは夏かなり暑い時期でしたね…そうですね気温がちょうど38度ありまして、その日の朝にいなくなりました。認知症ですよね」