9月29日は0929の語呂合わせで、「とっとり和牛肉の日」です。各地で「鳥取和牛」のお得なキャンペーンが展開される中、10月には、5年に1度行われる和牛のオリンピックが鹿児島で開催!前回大会で肉質日本一となった鳥取和牛が連覇に挑みます。
とっとり和牛肉の日は、鳥取県牛肉販売協議会が2021年9月に制定したもので、鳥取和牛を県民に、そして全国でより一層親しまれる特産品にすることが狙いです。
鳥取県食のみやこ推進課 冨依 昌平 さん
「鳥取和牛を知らない方もいると思うので、鳥取和牛を食べたり、ホームページで情報を見ていただいて、鳥取和牛のすごさやおいしさというものを知っていただいて好きになってもらえればと思う」
実際にスーパーを訪れてみると…
(リポート)
「鳥取和牛肉、店頭に並ぶ量もさることながら見てくださいこの価格!すべての部位に割引シールが貼られています」
ずらりと店頭に並ぶ鳥取和牛!ロースやサーロインなど、ほとんどの商品が2割引きで販売されていました。この日にあわせて仕入れ量も普段の2倍にしているということです。
ふれあい村アスパル(鳥取・日吉津村) 精肉担当 本田 英慈 さん
「脂の質がすごくいいので量が食べられる。説明するよりも食べたほうが早い。2割引きなので、1人でも多くのお客様に鳥取和牛を堪能していただきたい」
各地で展開されるキャンペーン!こちらのスーパーでは10月2日まで鳥取和牛を2割引きで販売するということです。
「鳥取和牛」は、2017年に宮城県で開催された5年に1度の和牛のオリンピックとも言われる全国和牛能力共進会で、初めて肉質日本一に輝きました!そして今年は、その和牛のオリンピックが10月に鹿児島県で開催されるため、生産者も連覇を目指し力が入ります。
前田牧場 前田 皓 代表
「わくわくしかない。楽しみ」
伯耆町で、種牛・肉牛あわせておよそ180頭を育てている前田牧場の前田皓さん。今大会には、牧場から2頭の鳥取和牛を出場させる予定で、前田さんが牧場の代表になってからは、初めての挑戦です。
ロシア・ウクライナ情勢の影響で高騰した飼料は下がる見通しがなく、去年と比べて価格が2倍になったものあります。経営的には厳しい環境ですが、それでも、エサの品質は落としていません。
前田牧場 前田 皓 代表
「牛を笑顔にするというのが僕の中のテーマ。目標はもちろん日本一になること。それを目指してやってきたのであと少し頑張るだけ」
和牛のオリンピック、第12回全国和牛能力共進会は10月6日から5日間鹿児島県で開催!果たして和牛の頂点となれるのか!?期待が寄せられています。