当時、大阪の大学に通っていた高嶋さんは、芦屋市が組織したボランティア委員会で写真記録部長を引き受けます。
そして、被災者自身に写真撮影をお願いすることを思い付きました。

写真家・高嶋敏展さん
「住む家がなくて、家族が死んでいる人たちにカメラを渡して記録を撮れ、ということは本当はものすごい残酷なことだが、そういう中で応えてくれる人たちがいたというのは、本当に僕たちは救われたし、嬉しかった」

130台配布されたレンズ付きフィルムはその約7割が回収され、撮影された写真は2500枚にも上りました。

震災直後から、全国各地で写真展を開催している高嶋さん。
島根県での開催は2回目。
今回は、30枚の写真を展示し、当時の様子を伝える高嶋さんのコメントも添えられています。