日野彰紀記者
「いただきます。ビールの苦みと言うよりは、フルーツの酸味が感じられます。
カニはカニ酢で食べる、その発想がこのビールに活かされているんですね。」

ここでは梨ヴァイツェンのほかにも、サクラやユズのビールも手掛けています。
「ストロベリーミルクシェイクIPA」というビールも気になるところ。
県外から移住した黒﨑さんの目から見ると、鳥取県はまさに食材の宝庫です。
TEN FORWARD 黒﨑大代表
「梨とかカニが有名なので、そういうものに注目されがちですけれども、道の駅とかに行きますと柑橘であったりとか、野菜お肉なんかいろんなものがたくさんおいしいものがあるので、本当に食パラダイスと言っても過言ではないんじゃないかなと思います。」

取材を通して見えてきたのは、地元への愛がなければ地元の産品を上手に活用することはできないということ。
入賞作が新しい特産品となって、鳥取を広くアピールしてくれそうです。