大江ノ郷自然牧場 小原利一郎社長
「私がもう来年還暦、60になるんですけど、何かものづくりをもう1回やりたいなというのが個人的にあって」

カカオニブをすり潰してドロドロの状態に練り上げるのがコンチング。
滑らかで風味の高いチョコレートにするため、欠かせない工程です。
歴史的にみると、カカオを生産する赤道近辺の国は多くが植民地の時代に生産を始め、いまだに貧困から抜け出せない国もあります。
チョコの半製品を仕入れて仕上げる専門店もある中で、敢えて9カ国からカカオ豆の形で仕入れているのは、適正な価格で買い取るフェアトレードの気持ちが社長にあったからでした。