認定こども園の園児が送迎バスに置き去りとなり死亡した静岡県の事故を受け、鳥取県は12日、緊急点検を始めました。
鳥取市の認定こども園「ひかりこども園」にも県の担当者が訪れ、聞き取り調査を始めました。
鳥取県子育て王国課 草刈真子主事
「複数人でちゃんと運行体制が整備されているかというところと、乗降のタイミングでしっかり園児の人数と名前などを把握しているか」
この園では、子どもの乗り降りを名簿でチェックし、欠席などの連絡もアプリを使ってスムーズに行っているうえ、何かあった時のマニュアルを備え、車内のドライブレコーダーも県の補助で設置しています。
ひかりこども園 久野芳枝園長
「人間ですからいつ気が緩むということもありますので、やっぱり(名簿やマニュアルを)見返しながら毎日安全に運行して欲しいという願いを持って」
県は去年、安全管理ガイドラインを策定していて、送迎バスを運行する県内の保育施設39か所を順次点検することにしています。