11日に大山登山に出掛けたまま連絡が取れなくなっていた広島県の男性が、12日、午後1時前、捜索していた警察などに発見されました。男性は呼びかけに応じない状態ということです。
連絡が取れなくなっていたいたのは、広島県在住の40代の男性です。
警察によりますと、男性は11日午前7時10分ごろ、鳥取県内の宿泊先を出発し、1人で大山登山に出掛けました。
しかし、夜になっても帰宅せず、男性の携帯電話とも連絡がとれないことから、11日午後11時45分ごろに、家族が警察に通報しました。
男性のものとみられる車が、大山環状道路の三ノ沢付近で見つかっていて、警察と山岳協会のメンバーおよそ10人が、複数に分かれて、12日午前7時半ごろから、捜索していたところ、午後1時前、大山山頂付近(槍ケ峰下約100mあたりの斜面)にいる男性を発見しました。男性は呼びかけに応じない状態だということで、救助活動が行われています。
男性から登山届は提出されていませんでした。
気象台によりますと、11日の大山周辺の天気は朝や夕方を中心に雷雨となるなど不安定だったということです。