林かりん選手
「正直、オリンピックで世界記録が0.2縮まるとは思ってなかったです。オリンピック出ている選手は6秒台持っているので、7秒3でもまだちょっと戦えるか戦えないかギリギリなので、やっぱ6秒台持っておきたいなと思っています。」
タイムを縮めるテクニックの一つがスキップ、並んだホールドを全部は使わず一部を飛ばす技術です。
スキップをするとタイムが縮まりますが、ホールドの間隔が広くなるため高い技術と運動能力が求められることになります。
林選手の練習の様子を見てみると…
壁の中盤に陣取り、9番のホールドをスキップして10番をつかむ登り方を何度も繰り返します。
世界と戦うために必要なものは一朝一夕に得られるものではなく、地道な努力を積み上げるしかありません。

林かりん選手
「やっぱり筋力、スピードの筋力はまだまだ足りないですし、7秒3の登りじゃ世界とは差があるので、6秒出せるようなイメージだったり、動きだったり、無駄な動きももう少し減らしていけたらなと思っています。」
次のオリンピックは、テレビ観戦ではない。
パリが終わったばかりですが、林選手ははっきりとロサンゼルスを目標に掲げます。