台風11号の影響が、次第に明らかになってきました。鳥取県境港市では、人気のそば店の看板と塀が倒れました。
土江諒 記者
「看板とブロック塀が隣の土地に倒れてしまっています」
手打ちそばが楽しめる「はちまん茶屋」。
6日の台風の影響で店のブロック塀と看板がなぎ倒されてしまい、無残な姿になっていました。

はちまん茶屋 門脇康浩 店長
「通勤途中の弟が、大変なことになってるよということで教えてもらって。風は強いなと思っていましたが、まさかこんなことになっていると思っていませんでした」
開店当初からあるというブロック塀。
門脇さんによると2000年10月の鳥取県西部地震で傾いた為、鎖で補強し、なんとか耐えていましたが、今回看板が倒れたことで一緒に倒れてしまったそうです。
そして看板は、およそ30年前の台風でも一度壊れていて、壊れるのは今回で2回目です。

はちまん茶屋 門脇康浩 店長
「コロナ禍でお客様が減ってきてる中で、この不要な出費ですからね。いくらくらいかかるものなのか、想像もつかないですけども。非常に手痛い出費です」
復旧作業を急ぎ、8日からの営業に備えるということです。