運)「はい、OKです。」

前から後ろの運転台に移って、今度は反対方向に出発します。

入江直樹記者
「ポイント曲がって左側に行きます。」

ホームの端が近付いて来て、ブレーキをかけると、今度も手前で停車。

入)「もうちょっと行きましょうか。」
(ごとんごとんごとん)
運)「ははは。OKです。お疲れ様でした。」
入)「有難うございました。楽しいですね!」
運)「なかなかね、分岐を通ることはないと思いますし。」
入)「やっぱり、ツーハンドルよりは数段運転はしやすいのは間違いないでしょうね。まあ上手く停められなくて何なんですけど…(笑)」

一畑電車 石飛貴之常務
「全国各地からこの島根県にお客さんを呼び寄せることが出来るんじゃないかな。島根県における観光誘客の一つのコンテンツになれば良いかなと思います。」

事故を絶対防止するため、自動列車停止装置を3つ新設したり終電後に見張りの社員を動員したりで、費用もかさむこの体験運転。
参加費は10万円と従来の体験運転会の5倍になってしまいましたが、冬期を除く月1回開催して各6人程度の利用を見込みます。
少子高齢化と人口減少が進む中、底堅い人気がある鉄道という存在。それ自体の魅力を収入に変えられないか…
全国の鉄道会社同士の競争が、一畑電車の新たな一手で次のステージに入って行きそうです。