「自家培養表皮使います。手術時間は2時間くらい。出血は200くらいです」

共にオペにのぞむのは、やけど治療のスペシャリスト・上田敬博医師。
京都アニメーション放火殺人事件・青葉真司被告のやけど治療を担当した元主治医でもあります。
鳥取大学医学部附属病院高度救命救急センター 藤井直人 医師
「救急のことを教えて下さったのは上田先生ですので、救急にはいるきっかけを与えてくれたような人です」
オペ室の温度は37度。
患者が低体温症とならないよう高めに設定されています。
汗が滲み出る中、オペは無事終了しました。
鳥取大学医学部附属病院高度救命救急センター 藤井直人 医師
「この時まで感染症に負けずに患者さんを維持できるかってところが勝負だったので、無事終わったかなという感じです。暑かった!」
鳥取大学医学部附属病院高度救命救急センター 上田敬博 センター長
「(藤井医師は)初めて鳥取大学出身の卒業3年目の専攻医・第1号で、ちゃんと育てないとなと感じています」