まだまだ暑さが続く中、さっぱりと食べられる商品が完成です。
島根県松江市の製麺所が、出雲市特産のあるモノを練り込んだ冷凍うどんを発売。
異業種とのコラボで、コロナ禍での販路拡大を目指します。
記者 木谷茂樹
「まだまだ暑い季節、冷たいうどんピッタリですよね。トッピングはネギと天かすなんですけど、ほんのりあの食材の味がしますね」
ネギと天かすのみのシンプルなトッピングのぶっかけうどん、なんと隠し味は麺にありました。
ふくまる製麺所 福島将美代表
「うどんに出西しょうがの粉を練り込んだ冷凍うどんを開発した」
出雲市特産・出西しょうがを練り込んだ冷凍うどん。松江市の「ふくまる製麺所」が開発しました。
ふくまる製麺所 福島将美代表
「地元のものとコラボして何か商品作りたいと思っていたところに、うどんと相性の良い出西しょうがが身近にあって」
コロナ禍でもおうちで楽しめる冷凍うどん。
香川県産高級小麦に練り込んだのは出西しょうがのパウダー。
パウダーに使うショウガは、出雲市の老舗菓子店がショウガの飴を作る工程で余ったものが使われています。
試行錯誤の末、完成したうどん。
製麺所に併設されている店で、出来立てを味わうこともできます。
記者 木谷茂樹
「うどんののどごしの後にショウガの香りが口の中にほんのり広がるんですね。こらからまだまだ暑い季節続きますからピッタリですね」
代表の福島さんは、小ロットの製造が出来るうどんの強みを生かし、地元事業者や生産者と今後もコラボ商品を開発したいと話します。
ふくまる製麺所 福島将美代表
「製造業は3年、4年のところなので、物販や卸はあまり強くないが、販売ルートを持っている企業とコラボすることで売りやすくなる」
さっぱりツルツルッと新・ご当地うどん、味わってみてはいかがでしょうか。