鳥取県中部で生産された鳥取すいかの販売額が、22年振りに36億円を超え、22日、平井知事に喜びの報告をしました。

大産地の北栄町を始め、倉吉、琴浦などの産地があるJA鳥取中央では、今シーズン1万4800トンあまりの鳥取すいかを出荷し、販売額は36億6800万円を記録しました。36億円を超えるのは2000年以来で過去3番目の額です。

早い梅雨明け後の猛暑が味方して大玉で甘いスイカに仕上がり、市場での価格もキロ当たり247円と高値を維持したということです。

JA鳥取中央 栗原隆政組合長
「キロ200円が大体の相場と思っていましたが、それを大幅に超えて単価が出るようになったということで、本当にうれしく思いますし、大きな手応えを感じています。」

鳥取県も切れ目のない出荷のためのハウス栽培を後押ししていて、平井知事も「応援を続ける」と、応えていました。