3年ぶりの駅前開催で盛り上がりました。
20日と21日行われた米子の夏の風物詩「米子がいな祭」。
世紀の一戦を終えた格闘家・武尊選手の登場に、3年ぶりの駅前での「がいな万灯」。
たくさんの思い出が残りました。


夏の夜空を焦がす大輪の花火。
21日、フィナーレの大花火大会では湊山公園周辺を埋め尽くすほどの人出となりました。

訪れた人は
「素晴らしかった。一生の思い出になる」
「楽しかった。いろんな祭が今年は開催されていて、夏らしいことがたくさんできたと思う」


新型コロナの影響でおととしは中止、去年は米子市民球場で無観客での開催となりましたが、今年は3年ぶりに米子駅前通り開催が復活しました。
 
米子市 伊木隆司 市長
「がいな祭の灯を消すまいと(関係者の皆さん)つないで来てくれた。この2日間を皆さんと一緒に盛り上げたいと思う」

その駅前ステージに登場したのが。

格闘家 武尊 選手
「がいな祭来るために、入院せずに(米子に)来た。手術が終わってその日に退院した」

米子市出身の格闘家・武尊選手。
急遽ひざの手術を行いましたが、松葉づえをつきながらステージに上がり、今年6月に行われた那須川天心選手との世紀の一戦について振り返りました。

格闘家 武尊 選手
「恐怖と戦っていた10年間だった。この前の試合負けちゃったけど、久しぶりに負けたことで、格闘技に対する気持ちが恐怖じゃなくて、やっぱり格闘技好きだなと思えた」

ステージ終了後も、地元の子どもたちと触れ合う武尊選手の姿がありました。

サインをもらった子どもは
「武尊さんに(サインを)かいてもらって嬉しい。将来の夢はK-1チャンピオン」

格闘家 武尊 選手
「嬉しいです。こんなに暑い中、たくさん集まってくれて嬉しい。大好きな街なので呼んでくれてたら毎年でも来てたんですけどやっと呼んでいただいたので久々来られた」

一方、今年の祭りではこんなハプニングも・・・
3年ぶりの駅前開催で盛り上がるはずだった「米子がいな万灯」。
直前の大雨警報でわずか6分で打ち切りに。ただ、参加者にとっては良い思い出になったようです。

万灯を披露した人は
「1回でも演技ができたのでよかったと思う。伝統を残していって、100周年と伝統のある祭にしたいと思った」

そして。

見物客は
「夏が来たって感じがする。(開催されるか)不安あったけど、できてよかった」

およそ6000発の花火が来年・節目の50回にバトンをつなぎました。

見物客は
「めっちゃ最高。楽しかった。感動した」
「僕自身も本当にこの夏燃え上ろうかなという感じ」

3年ぶりに駅前開催が復活した「米子がいな祭」。たくさんの思い出を作ったようです。